2/7旅行会社様向けインバウンド体験サービス無料見学会

”本物”の日本文化体験を提供したい(byオージャパン)

2025年2月7日(金)、株式会社オージャパン主催「第一回旅行会社様向けインバウンド体験サービス無料見学会」を5社8名の旅行会社様にご参加頂き、開催されました。

午前10時、江東区の安治川部屋集合。相撲部屋に一歩足を踏み入れると、力士と力士が激しくぶつかる衝撃音と荒々しい息遣いが部屋内に響き渡り、思わず息を呑む。臨場感のある稽古風景は、外国人客も満足するはずと見学している旅行会社様も確信を持ったはず。今回通訳は賛同しなかったが、実際の見学会でも通訳の言葉は最小限でよく、ただただ稽古風景を凝視する約1時間でも満足できる。

稽古後、「迫力ありますね~」「想像を超えるすごさ」「東京ツアーの1つに組み込みたい」など様々な感想が飛びかった。稽古を終えた力士が、寒空の下、タクシーが来るまで送ってくれる礼儀正しさも味わい、安治川部屋での稽古見学会は終了。

今回は行いませんでしたが、オプション料金で稽古後に親方(元安美錦)と和食の食事会も行える。場合によっては、簡単な稽古体験も味わえることができ、土俵から足に伝わる土の感じや実際の稽古の厳しさも体験でき、本格的な相撲体験を体感できる。

次にタクシーで約10分、江東区古石場文化センターに移動し、観世流能楽師・武田祥照(たけだ・よしてる)氏による約1時間の能体験を。「平らな所があれば能体験できます!」と言う武田氏は、能を世界の人々に広めたいという想いから、今回の体験会を承諾。武田氏の「能」の説明は、外国人相手の体験会を多数行っていることもあり、例えば「能の歴史は、シェイクスピアより200年古く、ゲーテより100年古い、ジャンヌダルクよりは100年新しいです」など、外国人にも分かりやすい言葉で話を展開(今回は通訳はなし)。

そして普段、一般の人は触れることのできない能面、装束(衣装)を体験させながら説明を行っていました。次に能面、衣装を付け待機していた弟の武田崇史氏による能作品「敦盛」の舞を5分版のダイジェストで。最後にみんなで記念写真を撮影し終了。

実際、能面などには著作権などがあるため、写真撮影は禁止で、このように体験会を行うことで能の貴重な写真を撮ることもできるのは満足度が高い。

「能舞台や和室でなくても能楽体験ができる」という武田氏。ぜひ外国人の能体験ツアーを企画し、能を世界の人々に体験して頂きましょう。

株式会社オージャパンの代表の浦澤氏は、「最近、外国人は日本文化のことをよくわからないし、体験もこんなもんでいいだろうという体験ツアーが増えています。オージャパンでは本物の日本文化体験を提供していきたいと思っています」と。

次回は茶道体験、菊地襖紙工場の金箔扇子体験、盆栽体験、益子陶芸家ツアーなどを企画。人数制限がありますがふるってご参加ください。

お問合せ
株式会社オージャパン
詳細ウェブサイトhttps://o-japan.co.jp/jpct/
E-mail:info@o-japan.co.jp
担当・浦澤(うらさわ)